うなぎ雑学


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鰻漁以外の漁風景
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     海事水産博覧会 大式網鰤漁の実況  浦田浮造 大森陶主 書

「海事水産博覧会 大正5年 3月開催」の印

大式網(大敷網)は大型の定置網漁で名前は残っていますが、現在は行われていません
江戸時代初期に山口県で始まった「大敷網」と
富山県で始まった「台網」が全国に伝わった漁法です

魚を誘導する 直線的な垣網に、底まで網がある農具の蓑(みの)に
似た網「袋網」が仕掛けられています 垣網沿いに泳いできた魚は
袋網に入ります 袋網の出入口は広く、入ってもすぐに出られるため
常時高所に見張を置き、魚が入るのを待ちます

魚が入ると舟で袋網の入口の部分の網をあげて逃げられないようにして、徐々に奥に繰り上げて
最後に、たも網などで魚を捕獲します
対象魚種はブリ、マグロ、イワシ、ニシン、などでした
参考資料「日本漁具・漁法図説」

絵はがきは、最後の魚を集める部分を一斉に引き上げる様子です
鰤(ブリ)が飛び跳ねて外に逃げないように、四方の船の外側にだけ囲いがしてあります
手前には櫓(やぐら)の上から見張っている舟も画かれていますね








































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