うなぎ古絵葉書
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千葉県 一宮川のウナギ取
【上総一宮】
九十九里浜の西端にある一宮川河口附近で行われている
「うなぎ鎌(かま)」「うなぎ掻(かき)」の様子です
うなぎ鎌、うなぎ掻も日本全国で行われていた鰻漁で
形状も小差はありますが、大差はありません
ただ葛西の亀戸で使われていた物は、柄の長さが
通常の倍以上の2尋(ひろ)から5尋のものが使われていました
《1尋は手を広げた長さ 約1,8m》
船上から行う場合や浅ければ徒歩でも行います
構造状、必ずウナギの真横から掻かないとウナギが挟まらないので
単に泥の中や川底をうなぎ鎌で掻いても漁獲量は増えません
ウナギは水流に合せて餌の流れる上流に顔お出したり
太陽の方角に向かって頭を出したり、場所と時間で向きが違います
また、夜行性なので捕食のために泥の中から出て動きます
そんなウナギの行動を熟知したうえで、場所と時間を常に考えて必ずウナギの体に対して垂直方向にうなぎ鎌があたるように行う漁法です
(今ではあまり知られていない、うなぎ鎌の使い方です)
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