国際日本文化研究センター
怪異・妖怪伝承 データベース
より
弥勒堂の鰻
岐阜県 恵那郡 明智町 旧静波村
※恵那市 明智町 野志 弥勒殿(推測)
要約
弥勒堂の裏の池で飼っていたウナギを食べた村人は、
罰が当たって耳が聞えなくなったという
それ以来、野志集落では集落の川のウナギを食べてはいけない。他所に行ったときはよい
論文名「九 口承文芸」執筆者 東洋大学民俗研究会
参考資料 旧静波村の民俗・岐阜県恵那郡明智町旧静波村・昭和45年度号
旧静波村の民俗―岐阜県恵那郡明智町旧静波村は、
東洋大学民俗研究会が編んだ民俗調査報告で、昭和46年度の成果をまとめた冊子です
岐阜県 恵那郡 明智町 旧静波村を対象としています
(
CiNii Research
)より
「
他所に行ったときはよい
」は境界をまたげば解除されるという民俗学的な
典型的なパターンです ここでは野志集落の「
弥勒堂の裏の池の鰻
」にだけに効くタブーと
いうことになります
そして 「
罰が当たって耳が聞えなく」
とは、
単に「重い罰」というだけでなく、村の掟や神仏の声を「聞かない」ことへの報いとして
「聞こえなくなる」という象徴的な応報です
「した行為」と「受ける罰」が対応する形をとるのも、口承文芸の典型的な特徴です
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