うなぎ雑学




うなぎ信仰 九州


昔話

鹿児島県 徳之島町 母間 福川


母間は鹿児島県大島郡徳之島町の集落で、読み方は「ぼま」です 徳之島町北部で最も
人口が多い集落の一つで、海と農地に囲まれたのんびりした地域です
昔から歴史の舞台になってきました 代表的な出来事には、薩摩藩の過酷な年貢に対して
村人が立ち上がった「母間騒動」があります 「母間正直」「母間魂」という言葉で、
正義感の強い気質が今も語り継がれています



鰻神加奈志 (うなんぎゃなし)

反川と大当の境界をなす川(福川 フッコ)の流域に他の川には見られない生物や植物が宿り
特に目を引きつけるのが「ウナンギャナシ」正に福の川の名前と実態が一致する川であります

文献が無い為に確たることは記述できませんが、明治十年頃、反川のハマンバレに火災が
発生したとき火の手があまりに強く、村 人は懸命の消火作業をしたが
やがてはフッコを飛び越えてホッタイ (大当)に延焼する勢いで迫った

そこで、巣穴から飛び出した 大ウナギが自分の尾びれを右に左に跳ねるように動かして消火を始めた
人鰻一体になった消火活動によって延焼を食い止め火の勢いを鎮めた

村人達は、この鰻を崇めて鰻神の称号で呼ぶようになり、鰻神がなまって 『ウナンギャナシ』に転訛したものと思います。 母間の村人はウナンギャナシが(福川フッコ)に住みつくようになった昔、天道から遣わされた神様の変身だという考えが言い伝え られてきたと推測されます

この鰻に危害を加えたり、捕食したりした時は忽ち天罰が下り災いに犯されると言う
言い伝えが有ります

「うなんぎゃなし祀り」案内看板から



平成25年から、神様として祀られている大ウナギ
うなんぎゃなしに祈願する「うなんぎゃなし祀り」が復活し行われています

とくに神秘的とは思えない、住宅地に流れるコンクリート護岸の普通の小川ですが
オオウナギが棲息できる環境なんですね
こういう素朴な伝統が復活されると嬉しくなります



参考ホームページ
徳之島町北部観光ポータルサイト
徳之島町ホームページ
徳之島の万華鏡
なちゃれブログ






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