うなぎ信仰 中国四国地方
伝承
岡山県勝田郡勝央町美野
勝央町は岡山県北東部、美作国の一部として、中国山地から南にのびる丘陵と盆地で
滝川が町を南北に流れ、その周辺の比較的平らな土地に古くから集落が発達してきました
瀬戸内海式気候と日本海側気候の中間で瀬戸内沿岸よりは寒暖差がやや大きい内陸性の気候で
ため池の多い地域です
片目の魚 白壁の池
何かこれには思い違いがあったことと思われますが、またこういう話もあります
作州美野という村の白壁の池は、いかなる炎天にも乾たことのない物凄い古池で、
池には片目の鰻がいるといいました。昔一人の馬方が馬に茶臼を附けて、
池の堤を通っていて水に落ちて死んだ。
その馬方がすがめの男であった故に、それが鰻になって、また片目であるという話であります。
今でも雨の降る日などに、じっと聴いていると、池の底で茶臼をひく音がするなどといいました。
※【東作誌】
※東作誌(とうさくし)は江戸時代後期に作られた、美作国東部六郡の地誌で
元禄期に編まれた『作陽誌』が美作西部だけだったため、その「抜けていた東側」を補う形で作られました
著者は
正木輝雄
で、津山藩士ですが藩の公式事業ではなく、私的な地誌編纂とされています
瀬戸内海に面した県は他の太平洋側の県に比べれば伝承は少ないです
推論ですが、次で紹介する近くの奈儀町は鰻が盲目です
なにか目に関係がある伝承がこの地域にはあって、それが村ごとで変化していったのでしょうか
参考資料
柳田国男著「日本の伝説」片目の魚
松井魁著「鰻学」「うなぎの本」
立石憲利著「岡山の伝説」
東作誌とは - コトバンク
岡山観光webホームページ
移住スタイルホームページ
近くの名勝や名物
勝央町 栗柄神社(金太郎を祀る神社)
那岐山
和気町 藤公園
美作市宮本武蔵生家跡
ままかり寿司
津山ホルモンうどん
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