題名 見立て五行 火 「かがり火」
年代 嘉永 (1848年~1854年)
絵師 一勇斎国芳(歌川国芳) 1797~1861
版元 佐野屋喜兵衛
見立て五行とは、江戸時代に普通に考えられていた思想の
「陰陽五行」から火、水、木、金、土の五行をそれぞれ
五種類の風景に見立てたものです
その中の「火」がこの浮世絵で 題名が「かがり火」とつけられています
「
傾城 喜瀬川
」で画かれた「傾城 瀬川」は松葉屋という吉原の妓楼の花魁の名前です
松葉屋で検索をすると【松葉屋の遊女が用いる符丁は間男を「はゝきゞ」
遣り手を「かゞり火」と呼ぶなど「源氏物語」からとった風雅なものであると言われるが】
とウィペグにありましたので、その「かがり火」とかけたのでしょうね
中央の女性が紫支部で右が光源氏なのでしょうか、左の女性の着物に書かれてる漢字は
何かのヒント?なんて読むのでしょうか
たらいに魚を入れて鑑賞をして遊んでいるように見えます
夜景でも三枚並べると黒いたらいが全体を引き締めていますね
和食の盛り付けの基本の一つ「赤、青、黄、白、黒」の五色をバランスよく配置していますので
画像ではわかりずらいですが、使われていない色の縁取り、絵画では額装
料理でいえば皿を使えば、よりいっそう絵が引き立ち豪華に見えます
お遊びで、紫式部に掛けました
つづく
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