うなぎ雑学


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鰻漁以外の漁風景
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千葉県

地曳網  (一宮名所)

一宮町は房総半島西岸九十九里浜の南端になります
約60キロの海岸線では各地で地曳網漁が行われていました
寒流の親潮と暖流の黒潮が交差するため水産資源に恵まれた地域です


「一宮町史」では
九十九里浜の漁村化は江戸初期に始まり、地引網の鰯漁は紀州の上方漁師の
房総沿岸への出稼ぎ漁師の定着、岡聚落(岡集落・内陸の集落)からの進出
領主の地曳網漁法の指導、幕府の保護政策、江戸干鰯問屋の資本投下によるものとされ

「房総水産日誌」では九十九里浦地曳網の起源は弘治元年(1555)に紀州の西宮久助が
九十九里に漂着し紀州の熊野で使用している網に倣い曳網を作ったとされています
また、「古くは『かぐらさん地曳』といい、田畑肥料のために数人で行ったから
『百姓肥取地曳』と言ったとも紹介してます

江戸時代の元禄(1688~1704)から地引網が始まった
とされてる文献「関東鰯網由来記」明和8年(1771)も紹介されています








































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