国際日本文化研究センター
怪異・妖怪伝承 データベース
より
南部彌六郎の姫
岩手県 八幡平市 松川
※八幡平市 松尾 寄木松楓 荘口 女護沼(推測)
要約
南部彌六郎の姫が病気の際、卜者の占いに従って飲んだものは埋木ではなく、
実は鰻の脊であった。その後病気が全快した姫は五合沼に身を投げた。
母親が呼びかける声に、姫はもとの姿で水面に現れ
自分が脊を飲んだ鰻は実はここの沼の鰻に嫁ぐ予定であったが
脊に傷を受けたために嫁にこられなくなった
その身代わりに自分がこの沼にきたのだと語ったという
論文名「郷土伝説・岩手雑纂(ニ)」執筆者 田中喜多美
参考資料 旅と伝説・3巻9号・通巻33号
「南部彌六郎」は「旅と伝説」では
『南部彌六郎と言えば、今の南部男爵の祖先で代々彌六郎を称し南部氏一門の上席で
暗臣とは言え一城の主、近世は邑(ユウ・領地・封地を表す)を上閉伊郡遠野に食み・・・』
とありますが 南部氏の家系図や説明を読んでも「暗臣」という事がいまいち理解できませんが
とりあえず、旅と伝説には書かれています
その姫が身を投げた「五合沼」は
『伝説は松川上流七瀧に近いところの沼の話である』
本文で、松川温泉へ湯治に向かう途中、湯坂の沼を通り籠を進め松川温泉近くの「五合沼」に
と、ありましたので、いくつかの沼の中から松川温泉近くの「御護沼」だと思います
参考資料
「旅と伝説」第三年9月号
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