国際日本文化研究センター
怪異・妖怪伝承 データベース
より
鰻と蟹の合戦
宮城県 気仙沼市
本吉町 熊ん堂淵のカルド岩 ※推測
要約
熊ん堂淵のカルド岩には竜宮と繋がっている深い穴がある。そこで鰻と蟹の合戦があった
鰻が和尚の夢枕に立って
「味方について欲しい、和尚はここにある、と川のほとりで言ってくれればこちらが勝つ」
とお願いしたが、和尚は忘れてしまい、ようやく目を覚まして熊ん堂川に行って見ると
鰻は死んで川いっぱいに浮かんでいた
論文名「九 口承文芸」執筆者 東洋大学民俗研究会
参考資料 小泉の民俗・宮城県本吉郡旧小泉村・昭和56年度号
「口承文芸」に「熊ん堂淵は、小泉大橋から小泉川上流に向かって約2キロメートルほど
行ったところにある。昼なお暗く、深い水をたたえたこの淵には数多くの伝説がある」
と熊ん堂淵の写真が貼られ第九章の口承文芸が始まります
現在は「小泉川さけふ化場」の下に魚道がある堰堤がありますが、その間の淵だと思います
同じ淵に数多くの伝説があるということは、当時の小泉の人たちにとって
「熊ん堂淵」の「危険性」などを伝えるための手段であったと思います
「熊ん堂淵」の名前の由来も「以前、この淵の上にオクマンサマと呼ばれる熊野神社が
あったためにこう呼ばれる」(話者・及川勝雄氏)とも書かれています
「カルド岩」は何を示すのかは、わかりません
参考資料
「口承文芸」小泉の民俗 東洋大学民俗研究会
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