うなぎ雑学




うなぎ信仰 中国四国地方

伝承

高知県 幡多郡 引岡村 鶉坂下 伊予川

地名につて
明治時代初期に政府が各府県に作成させた旧高旧領取調帳に、幡多郡には「引岡村」は
存在しないので「蕨岡村(わらひおかむら)の誤記かもしれまんが
「伊予川」も徳島と愛媛の県境を流れる「銅山川」の徳島の呼び名ですので
「幡多郡 」が大きかった明治期に四万十川上流域でも接点があったのかわかりません

鶉坂下も高知市の荒倉山を越える坂を鶉坂とありますので、これもまたまったく別の場所です

「土佐淵岳志」(とさえんがくし)延享三年(1746)に編纂された書を引用していますので
1746年の土佐の地名がわからないと何処を示しているのかわかりません



祟り

高知県 幡多郡 引岡村 鶉坂下の伊予川の岩穴に大鰻が棲み
もし目の三つあるものを見た人は必ず一年以内に死ぬと怖れられている
※【土佐淵岳志】

※土佐淵岳志(どさ えんがくし)は、江戸時代後期の土佐藩儒者植木挙因(うえき きょいん)が
1746年に書いた、土佐国の三巻構成の地誌です
上巻:土佐国号の由来、神社・寺院、史跡名勝、歌枕などの由来と沿革
中巻:物産や古器、海産物、薬草など
下巻:有名人物の墳墓や寺院、伝承や怪異譚など



柳田国男の「日本の伝説」の中に「片目の魚」という話があります
日本全国の伝承を調べ、その中で片目と関係のある伝承を紹介している中で
「何にせよ、目が一つしかないという事はふしぎなもの、おそるべきもののしるしでありました」
と表現し神格化や畏怖されている事例を数多くあげています

片目の鰻とは違いますが、三つ目も、おそるべきもののしるしであることには
違いはないと思いますし、事故や病気によって片目になる可能性はありますが
目が一つ増えることはありえないので
「三つあるものを見た人は必ず一年以内に死ぬ」になったのかもしれません



参考資料
松井魁著「鰻学」「うなぎの本」
柳田国男著「日本の伝説」






近くの名勝や名物

四万十川にかかる沈下橋



四万十川の風景



四万十町 津賀ダム






アユの塩焼



田舎寿司







































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