うなぎ雑学





虚空蔵菩薩

虚空蔵尊は「虚空蔵菩薩」をおまつりしたお堂や信仰を指す呼び方で、
広い宇宙のように無限の知恵と慈悲をたたえ、人々の願いをかなえてくれる菩薩とされています

丑年と寅年生まれの人の守り本尊としても広く信仰されています
子どもが数え年で十三歳になるころに虚空蔵尊にお参りすると、知恵や福徳を授かると言われ、
この行事は「十三詣り」と呼ばれて全国の虚空蔵尊ゆかりの寺で行われています。

日本各地に、川や用水路の氾濫をおさめる水神信仰があり、
細長い姿から「蛇」や「龍」と同じように、うなぎが水神のつかいとみなされてきました
その一部の地域では、「水害を防ぎ、豊かな恵みをもたらす仏」として虚空蔵菩薩が信仰され、
水と縁の深いうなぎが、その使いとして位置づけられました 。
このため、「虚空蔵菩薩とうなぎを一緒に祀る」「うなぎの供養を行う虚空蔵尊」が生まれています。

虚空蔵信仰そのものは全国に広くありますが、
うなぎと強く結びつくのは、川や用水路の多い地域、治水の歴史が深い地域に偏る傾向があります
同じ虚空蔵尊でも、ある土地では「学問・智恵の菩薩」、
別の土地では「水害除け・豊漁の守り仏」として受け止め方が異なり、
その結果として、うなぎの伝承が色濃く残る所と、まったく出てこない所があります。


上記がAIの記述です

最後の「うなぎの伝承が色濃く残る所と、まったく出てこない所があります」
ここが重要で日本中の虚空蔵信仰と鰻が結びついているわけではありません

「虚空蔵菩薩の使い、好物、乗り物」など、鰻と密接に結びつけて「鰻食の禁忌」を
行っている寺院、地域は奄美、沖縄、鹿児島を除き、非常に多くみられ
集落、個人の単位になると収集ができないほどです

しかし、鰻と密接に結びついている地域は
第一に、ウナギの棲息分布と一致して太平洋側に集中しています
第二に、洪水がたびたび起きていた地域になります

つまり、ウナギが多く生息している地域でも水害の少ない四国、瀬戸内海の地域では
虚空蔵信仰と鰻が結びついて「鰻食の禁忌」というのはあまり見られません
個別には各地域のページを参照してください



各地域の個別のページを見てもらうと気が付くかと思いますが
「星宮神社」も鰻と密接に結びついている神社が多くあります
開拓の神様として多くが「村社」として祀られていますが、明治の神仏分離までは
「虚空蔵菩薩」を一緒に祀り虚空蔵堂があったり、地元では「虚空蔵様」と呼ばれてる地域です

粥川の高賀神社などは坂上田村麻呂伝説とともに鰻と深く関りをもち、
一番多い栃木県などでは県内 170 社を数え、更にかつて星 宮と称した神社を含めればその数
261 社にのぼると言われ、栃木県内すべての星宮神社の氏子は鰻を食べてはいけないとされていました

実は「虚空蔵菩薩」の研究も少ないのですが、またそれ以上に「星宮神社」の研究はされていません
これから民俗学の諸先生がたの研究に期待しています



参考文献
  松井魁著「鰻学」 
佐野賢治著「虚空蔵菩薩信仰の研究」

円泉寺「関東の妙見菩薩」



奈良 東大寺大仏と虚空蔵菩薩



室戸 最御崎寺 虚空蔵菩薩




















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